こんにちは。
滋賀県野洲市の「ぽくぽくトークセン」と「ぽかぽかユーファイ」の女子部屋、右の筐です。
すっかり春めいてまいりましたが、急に寒くなったり職場で時季外れのインフルエンザが流行ったりと、まだまだ気が抜けません。
皆さんも、気を付けてくださいね(ウイルスにはなかなか勝てませんが。)
こんな時は、もちろんお家でぬくぬくと頑張ってざしきわらしっていZashikiAzarashiですヾ(✿❛◡❛)ノ
さて、先日「空海」観てきました(・∀・)
原作『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』
原作者「夢枕獏」!
陰陽師で有名な夢枕獏さん!
これはそそられる~~~~!!
たぶん、まとも?な時代映画じゃないだろうな、と思ったら。
やっぱり正しく、妖しい時代映画でしたw
空海(坊さん)と楊貴妃、白居易(詩人)を題材とした映画ですが、ただ空海&白居易と楊貴妃は、時代が重なりません。
なので、現在と過去の回想を行ったり来たりしながら・・・という感じです。
小さいところを見落とすと、(。´・ω・)ん?どういうこと?ということになりかねないお話です。
夢枕獏さん・・・いくどか挑戦した作家さんですが、読めなかった。
何となく難解で・・・。
今回の映画は、全くZashikiAzarashiのイメージ通りの映画でした。
(グイン・サーガも夢枕さんかと思ってましたが、違ってた)
妖猫とか幻術とか出てくるファンタジー?です。
ただ、回想シーンなどが大変絢爛豪華で美しく、楊貴妃も大変な佳人でございました。
うつくし~~
お衣装も美しいこと。
楊貴妃を称える李白(詩人)の歌が何度も繰り返し出てきます。
↓コレ
雲には衣装を想い花には容を想う
春風檻を拂うて露華濃やかなり
若し羣玉山頭に見るに非ずんば
會ず瑤臺月下に向かって逢わん
↓原文
雲想衣裳花想容
春風拂檻露華濃
若非羣玉山頭見
會向瑤臺月下逢
「まー、楊貴妃ってちょー美人」っていう歌です。
漢文なので原文で聞くとおそらく韻を踏んでいて耳にも心地よい歌なのだろうと思うのですが・・・
吹き替えでしてん( ^ω^)・・・。
中国において、歌や書というのは重要なもののはず。
その辺の造詣が深いる人ならもっと楽しめそうなお話でした。
でも、あんまりよく知らないZashikiAzarashiも、映像の美しさとちょっと中二病的妄執の悲しさとで大変楽しめました。
結局のところ、過去から楊貴妃が伝えたかったことは?
というのがポイントになるんでしょうが、どの感情が誰のものか、うっかり取り違えると良く分からんようになりそうです。
固執とか、執着とか・・・最期とか。
いろいろあるよね~('ω')←あほっぽい感想。
染谷将太さんのアルカイックスマイルもいい感じでございました。(・∀・)
見る人を選ぶ作品かもしれませんが、ご興味ある方はぜひスクリーンでどうぞ~。
ちなみに楊貴妃さんは、傾国の美女的な扱いではなく、とっても優しい賢女として描かれておりました。
(代わりに男性陣が・・・ひどいw)
「ぽくぽくトークセン」と「ぽかぽかユーファイ」の女子部屋「右の筐(みぎのはこ)」は音と振動の木槌療法「トークセン」と温熱ハーブ療法「ユーファイ」を中心に、女性のためのトータルケアを、ゆるゆるまったりと活動中です。